UN Womenと資生堂が主催する、ジェンダー平等を考えるシンポジウム「HeForShe すべての人が輝く社会を目指して〜Generation Z からの提言〜」が10月6日、東京都渋谷区の国連大学で開催され、附属高校2年生の岩佐さん、大塚さん、大橋さんが発表を行いました。
「HeForShe」とは、ジェンダー平等を推進するための連帯運動で、ジェンダー平等が達成されれば、すべての人々の利益になる、として活動しています。
ダニエル・シーモアUN Women戦略パートナーシップ局長から「男女平等の実現は、女性の課題ではなく、全員の課題」とあいさつがあり、京都産業大学教授の伊藤公雄氏、NPO法人Gender Action Platform理事の大崎麻子氏、エコノミストの是枝俊吾氏による「Gender Equalityはなぜ日本社会に必要なのか」をテーマとしたパネルディスカッションに続いて、全国から代表に選ばれた8校が、SDGsの「ジェンダー平等の実現」に向けた提言やアクションプランの発表を行いました。
発表を行ったのは、国際クラス2年生の3名で、「私たちが始める、アフリカの女性の社会参加に向けたプロジェクト(Our Action for Promoting African Women’s Participation in Society)」と題して、アフリカ女性の社会参加の問題を教育と就労の面から考え、生理によって就学の機会が減らないようにする布ナプキンプロジェクトと起業機会を支援するマイクロファイナンスの翻訳プロジェクトの提言と報告がされました。
発表には多くの反響があり、終了後には、伊藤先生や是枝様、文部科学省初等中等教育局視学官の安彦様、BuzzFeed Japanニュース編集長の小林様、UN Women日本事務所長の石川様など、多くの講評者から直接助言をいただくことができました。
※写真はUN Womenの石川所長と発表生徒たち。6月のワークショップでご講義いただいて以来の再会となり、生徒は大変喜んでいました。