6月27日(木)、第5回名城サロン(Gサロン)が開かれました。今回は、3年国際クラスの菱川さんが主宰となり、生理をテーマにワークショップを開きました。彼女は課題探究の授業においても、月経教育と自律的なキャリア形成を研究課題としており、「生理は女性に限定された話題だ」という考え方を打破したい、という気持ちを持って企画してくれました。1度は案内をしても人が集まらず、丁寧に説明したポスターを作り直した結果、男子生徒11名、女子生徒24名が集まりました。
生理の時は女性の身体や心にどのような変化があるのか、経血の量は平均的にどれくらいかなど、リアルな情報が多くありました。そのため、男子生徒はもちろん、女子生徒も、自分以外の女性がどのような状態にあるのか、興味を持って参加していました。さらに菱川さんは、実際に販売されている生理用品をいくつも持参して、グループで観察できるように準備してくれました。ここでも男子生徒だけでなく、女子生徒も、実際に使ったことがないものもあったため、「とても勉強になった」という感想が多くありました。
ワークショップの後半は、生理で困っている女子生徒にどう対応するか、という具体的な事例を出して話し合いをしました。グループで考え、それぞれ意見を発表し合う中で、当事者意識を持って生理を考えるということができたと思います。今後もこういう活動をはぜひ続けて欲しいと思います。男性、女性、それぞれの性を理解し、お互いに思いやりを持って接することができるようになると思います。
参加者: 35名(1A:17名(うち国際16)、2A:3名、3A:13名(うち国際4名、SS3名、3S:2名)、男子11名女子24名