1月12日(金)にPanasonic 布谷秀嗣氏に「自然エネルギーの活用と私たちの暮らし」をテーマに、講義をしていただきました。
日本は、COP21で2030年までに2013年度比26%のCO2を削減することを約束しています。
日本のCO2排出量の約4割は火力発電です。電力に伴うCO2排出量を低減することが日本のCO2排出量削減につながります。そこで期待される再生可能エネルギーとして太陽光発電があります。講義では、太陽光発電の仕組みを知るために太陽電池の温度変化による発電量を調べました。
また、太陽光パネル一枚分の発電量分を手回し発電機で生徒自ら電気を作ることで、発電の仕組みを学びました。電気エネルギーの効率的活用として、家庭用の照明器具で使われている白熱灯、蛍光灯、LEDの仕組みについて実物を用いて説明を受け、消費電力の違いを体感しました。
日本の取り組みの柱は、電気を身近に創る「創エネ」創った電気を貯める「畜エネ」賢く使う「省エネ」のエネルギーマネジメントシステムです。2030年に向け、エネルギーを自宅で創って、貯めて、使う時代となっていきます。エネルギーの無駄遣いやゴミの量を減らす3Rを日々の暮らしの中で実践することが重要であることを学びました。