7月13日(木)、「課題探究」の授業の一環で、国際クラス3年生4人・国際クラス2年生4人・一般進学クラス文系3年生3人が、東区東桜にある(株)LIXIL中部支社を訪問させていただきました。
訪問させていただいた生徒たちは、「働き方の多様性(ダイバーシティ)」をテーマに、女性の活躍推進や障害者や性的マイノリティの雇用などを探究しており、LIXIL様のダイバーシティへの取り組みや社内での位置付けについてお話を伺いました。
性別、年齢、人種、国籍、文化などの違いによるダイバーシティを尊重することは、LIXILが追求する企業文化の一つである
LIXILでは、ダイバーシティ推進部の中に『障害者雇用促進室』を設置し、雇用機会の創出という視点だけではなく、誰もがいきいきと働くことができる職場環境づくりに取り組んでおり、研究開発や生産、各種事務業務など、幅広い職場で障害特性に合わせた働き方を提供、サポートしていると伺いました。2016年5月末現在で、294名の障害者が在籍、障害者別の雇用人数は、身体障害者197名、知的障害者67名、精神障害者30名で、障害者雇用率は2.28%となっており、法定雇用率の2.0%を達成することができているそうです。
また2014年7月に東京都江東区にある事業所内に障害者就労センター 『WING NIJI』をオープンし、さらなる雇用拡大に取り組んでいるおり『WING NIJI』では、「面談や日常のやり取り、支援機関との連携などを通して一人ひとりの違いを理解し、業務の質や量、仕事の進め方、環境などを考慮した上で業務内容を決定すること」を方針としているとのことです。(3年生 Mさん)
多様性を大切にしている職場の実態に触れることができた
LIXILさんは女性の活躍や障害者雇用など多様なバックグラウンドを持つ人々に雇用することに力を入れている印象を受けました。ダイバーシティ推進室の取り組みのお話を伺えたり、女性の活躍や障害者雇用について最前線で活躍されている方々に、私たちが気になることを質問をすることができました。私たちが課題探究でテーマにしている多様性を大切にした職場は、どのような取り組みを行っているかということを、新たに知ることができとてもいい経験ができました。(2年生 Tさん)