
2025年3月21日から3月30日にかけて、国際クラス1年生の希望者20名がニュージーランド海外研修に参加しました。
5日目(3月25日)は、リットン高校の生徒が朝の集合時間に、ハカ(ニュージーランドの先住民族の団体的な踊りで、儀式や戦闘の際に披露される。)を教えてくれました。リットン高校独自のハカがあり、先生からはハカで使われる言葉の意味も教えていただきました。
その後、水泳のレッスンに参加することになりました。この水泳はシュノーケリングの方法を学ぶもので、授業の前には、先生たちからニュージーランドでの海洋生物の保護についてお話がありました。初めてシュノーケリングを体験する生徒たちも多く、楽しくて2時間があっという間のようでした。
午後からは高齢者の福祉施設に移動し、ボーリングのようなスポーツをしたり、折り紙などをして交流会をしました。昨年の名城生との交流会がとても良かったということで、今年は参加者が倍増したそうです。楽しそうに過ごしてくださる高齢者の方の笑顔を見て、私達も嬉しくなりました。




6日目(3月26日)は、午前中は海でエイの餌やり、午後は牧場、という自然を満喫する1日でした。学校から約20分ほどの海岸でエイが来る浅瀬の海があり、スタッフの皆さんに連れられて餌場に向かいました。浅瀬なのですが足元が覚束なく、杖を頼りに皆で「隙間なく」まとまって歩きました。エイは頭が小さいので、自分の頭が潜れそうな隙間に突っ込んでくるらしいのです。そのため隙間なく立つ必要があるようです。エイにも性格があり、積極的に寄ってきてくれる個体と、シャイでスタッフに隠れてしまう個体がいて、生徒達はとても興味深いようでした。
お昼ご飯は、タロガ湾という美しい崖が印象的な景勝地で散歩をしながらいただきました。ちょうど光が差し込み、海がエメラルドグリーンになってとても美しい景色が見られました。午後の牧場では、羊の毛刈り、羊の追い込み、牛の観察など、普段目にしない動物達と触れ合いました。羊の毛は、フワフワというよりも油でしっとりしていて、重さに驚きました。


