日々の活動

先端講義「特モリ!海洋調査の面白さ」

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6月14日(金)のスーパーサイエンスⅡで、赤いつなぎに紺色のキャップのユニフォームを着てご講義くださったのは、JAMSTECで海洋調査に携わる木戸ゆかり先生。「特モリ!海洋調査の面白さ」と題してご講義いただきました。木戸先生をお呼びした背景には、本校の地学の教員の高校時代からのエピソードがあります。彼女は高校生だった時に木戸先生のご講義を聞いたことをきっかけに地学の面白さに目覚め、地学の道に進み、大学時代にも木戸先生とお話しさせていただく機会がありました。そのなかで自分が高校教員になった時には自分の生徒にも木戸先生のお話を聞かせたいと思ったそうです。その念願がかなって昨年度から継続してご講義いただくことができました。

当日は木戸先生のご講義に加え、Zoomを使って、ニュージーランド沖に停泊していた調査船、JOIDES Resolution号で調査を行っている東京大学大学院生の田中えりかさんと双方の映像と音声をつなぎ、まるでその場にいるかのようにお話を聞かせていただきました。

生徒の感想には、「以前は海洋調査とは何をやるのかよくわからなかったけれど、お話を聞いて、海洋の地形や化学反応や資源について驚かされました。…今回の話をもとに、今後の進路の選択肢として視野を広げることができました。」、「船での生活や海外の方々と一丸となって研究に取り組む姿勢、そして地層の話など、魅力ある話を聞いて物理選択と生物選択で迷っていた自分の考えが固まりました。」といった記載が見られました。