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卒業生が課題探究を実践しにウガンダへ

  • SGHネットワーク・WWL

国際クラス時の課題探究を発展させて、卒業生2名がウガンダにフィールドワークに行きました。

彼女たちは国際クラスでの「課題探究」において、途上国の女子が学校に行けない要因の一つに生理用品事情があり、それが自由なキャリア形成を阻むことにつながっていると指摘しました。複数のNPOや企業、地域の方々とも連携し、ウガンダやケニアの女子の生理事情を調査し、洗って繰り返し使える布ナプキンを作製・送付を行ってきた経緯があります。

探究を進める中で、モノ送る支援では解決にならないことや、教育や環境整備が必要なこと、現地の産業とのバランス、高校生がいかにして持続的に社会活動を行うか、など、さまざまな視点から学びを深めましたが、今、生理用品の不足で学校に行けない生徒を減らすために、布ナプキンを届ける活動を続けてきました。

卒業後は課題探究でご協力くださったNPOのインターンとして、クラウドファンディングで渡航費等を募ってウガンダに飛んだ彼女たち。自分の目で現地を見て、ミシンを購入・寄付し、高校時代に地域の方々と連携して作った布ナプキンを届けてきました。