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国際クラスNZ研修「探究活動」

  • SGHネットワーク・WWL

研修中は、生徒達は現地の授業を受けるだけでなく、合間を縫って自分達の探究活動を進めていました。日本とNZの図書館の役割の違いは?カウンセリングのシステムの違いは?ユニバーサルデザインの実践は?など生徒それぞれの問いに対して自分なりの視点を持ち、周囲を観察して記録したり、英語でインタビューを行ったりしました。

【生徒の声①】

ニュージーランドでの研修は全てが新鮮に感じられます。例えば、学校内の図書室では飲食が可能で、話していても注意がありません。そこには、音楽を聴いている人、ご飯を食べている人、勉強している人、お話ししている人、もちろん本を読んでいる人などたくさんの人がいます。私はこれまで探究課題でまさにこのように、人々がリラックスできる図書館をつくってはどうかと考えたことがあるので、それが実在していて感動しました。このような図書館が日本にも広がり、多くの人が楽しめるようになり、誰かの居場所になる時がきっとくるのだろうなと思いました。

【生徒の声②】

(休みの日にホストファミリーに)AUCKLAND ART GALLERY TOI O TAMAKI美術館に連れて行ってもらいました。マオリ族の肖像画やLGBTQTTQIA+のコミュニティや人権獲得を促した人物の写真や肖像画、その人によっての作品が特に印象的でした。LGBTQTTQIA+に関する作品の解説には虹色で色付けされていました。また館内のどのトイレにもジェンダーニュートラルトイレがありました。女子トイレと男子も使用することのできるジェンダーニュートラルトイレの2つがあるそうです。私は美術館ではLGBTQTTQIA+の歴史を特に作品を通して発信しているのではないかと感じました。また虹色の解説前で人々が作品を見て、読んでと繰り返しているのを見て関心がある人が多いとも感じました!