日々の活動

海外連携「PCSHSトラン校来校」

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 2024年4/22(月)~26(金)まで本校と姉妹校提携を結んでいる、タイのプリンセスチュラポーンサイエンスハイスクールトラン校(PCSHSトラン校)の生徒17名、教員3名が来校し、主にSSクラスと国際クラスが学校生活を共にして活動しました。PCSHSはタイのSSHともいえる、科学技術系人材を育成するための国立の学校です。

 1日目の22日(月)は歓迎会の後、3年国際クラスとともにスクールツアーを行って本校を紹介し、ホームステイのバディの生徒とともに授業参加しました。
 2日目の23日(火)は2年国際クラスとともに日本文化ワークショップを行った後、3年SSクラスとともにトヨタ産業技術記念館の見学を行いました。タイの生徒にとって日本の文化や世界的な企業であるトヨタの成り立ちを知るいい機会となりました。
 3日目の24日(水)は2年SSクラスとともに化学と生物の課題解決型の探究活動を行いました。化学では「白い粉を推定せよ」、生物では「ツクシの胞子の探究」をテーマに、日タイが混合したグループの中で英語でコミニュケーションを取りながら実験を考えて実践し、結果についてディスカッションしました。お互いにとって、とても有意義な時間となりました。
 4日目の25日(木)は昨日の結果についてプレゼンテーションで発表するための準備を行った後、1年SSクラスとともに調理実習を行いました。おにぎりとみそ汁を一緒に作って食べ、タイの生徒は「とてもおいしい」と口々に述べ、笑顔いっぱいの楽しい時間を過ごしました。午後は探究活動の発表、共有を行い、最後に送別会を行いました。短い期間でしたが生徒、教員ともに密度の濃い交流ができ、お互いにとって大変充実した実りある機会となりました。
 5日目の26(金)はホームステイのバディの生徒と最後の登校となりました。涙を流すほどお互いに別れを惜しむ様子は本当に良い交流ができた証だと感じました。登校後、タイの生徒は名古屋城や日泰寺などの観光を27日にかけて行い、28日に日本を発ち、無事岐路につきました。