2024年6月27日、2年SSクラスの生物の授業で「原形質流動の観察」を行いました。シャジクモ属は長い節間細胞を持つことで知られる淡水生の藻類です。シャジクモ属は原形質流動が速いことや細胞や細胞内の液胞が大きく、低倍率で観察しやすいことから、原形質流動の観察によく用いられます。今回は学校で増やしているシャジクモ属を用いて観察しました。
初めは表面の葉緑体の配列に目が行ったり、壊れてしまった細胞を見ていたりとなかなか観察できませんでしたが、慣れてきたころには全員が観察することができました。細胞の大きさと原形質流動の速度の関係について考えたり、ピントの合わせ方やしぼりの効果など顕微鏡操作の基本を復習にもなったりして、よい学習の機会となりました。
生物「原形質流動の観察」
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