2024年11月16日、SSクラスの1、2年生10名を対象に、名城大学理工学部の大原賢一教授をお招きして、「ロボットプログラミング講座」を開催しました。大原教授が準備されたロボットプログラミングキットを使用しての実践的な講座となりました。
講座ではまず、大原教授から基礎理論についての説明があり、その後、生徒たちは実際にロボットアームの組み立てに取り組みました。与えられた課題は2つ。ロボットを目的の位置まで移動させる課題と、2つの関節を連動させて目的物を持ち上げる課題です。生徒たちは熱心に計算を重ね、その値をプログラムに反映させていきました。思い通りに動かない場面も多々ありましたが、試行錯誤を繰り返すうちに、全てのグループが見事に課題をクリアすることができました。
特筆すべきは、生徒たちが高校数学の実践的な活用を目の当たりにし、その面白さを実感できた点です。課題達成後も、自主的に発展的なプログラミングに挑戦するグループが現れるなど、知的好奇心が大いに刺激された様子が印象的でした。
あっという間の3時間でしたが、生徒たちの「もっとやってみたい!」という声が印象的な講座となりました。今回使用した教材の効果も確認でき、大変有意義な機会となりました。