研修4日目の10月11日(木)は、ウブド第一高校での協働学習とロイヤルピタマハホテルでのフィールドワークを行いました。
ウブド第一高校では昨日現地校生徒と共同で実施した市内調査を様々なクラスで発表するとともに、日本のゴミ処理についてのプレゼンテーションを行いました。
ロイヤルピタマハホテルではマンデラ恵子さんから地元に根付いた観光産業のあり方についてご講義いただきました。王族による経営であり、地域のこれからの姿や人々の生活に責任を持って経営されている様子に、地域に根付いた持続可能な産業のあり方を学習することができました。
その後、夜には王宮で開かれるウブド王室の結婚式にご招待いただき、生徒全員が現地の正装を着せていただいて参列しました。
以下は日直のコメントです。
午前中は、昨日の観光産業と地域コミュニティについての市内調査結果を現地生徒に向けて発表しました。生徒たちは観光客の動向についてはあまり知らなかったものの、地域コミュニティは身近なようで帰属感が高いように感じました。
また、日本のゴミ処理に関するプレゼンテーションでは、現地生徒から分別以外に街をきれいに保つ工夫はあるのかと質問がありました。マイバッグを使用する人の増加やポイ捨てをしないというマナーの定着を回答しましたが、その背景には、店舗での持ち帰りバッグが有料化されていることや、家や学校での清掃の習慣などがあるように感じました。
発表の後、みんなで手を繋いでお別れの儀式をしました。現地の儀式を体験できました。
午後にはロイヤルピタマハホテルに訪れ、地域の自然やコミュニティを考えた運営や旅行客それぞれの文化に配慮したサービスなどについてお話を伺いました。お話くださったマンデラ恵子さんからは目先のことだけでなく広く考えることや、全てに無駄なことなどなく何かにつながることについても、ご自身の体験を交えて伺うことができました。
夜には、王宮で行われた王族の方の結婚式に出席させていただきました。現地の方々も緊張する程の盛大で記念となる式ということで、一生に一回の貴重な経験をさせていただきました。
(国際クラス2年 S.K. & D.M.)