12月19日、台湾研修3日目。今日は、新竹市内のフィールドワークです。新竹市は、台湾のシリコンバレーと呼ばれており、IT関連の工場や企業が集中しています。
まず、「科技生活館」において、新竹サイエンスパークの成り立ちや歴史についてレクチャーを受けました。その後、館内ガイドの案内により展示物の見学や実際に製品を触ったり操作したりしました。企業秘密の部分もあり、展示されている技術には制限がありましたが、現在私たちが普通に使っている技術の源がここにありました。
次に、「台積創新館」の見学を行いました。この施設は、台湾最大の企業「台湾積體電路(TSMC)」が所有する体験型博物館です。台湾での一大産業である半導体に特化した企業で、台湾の経済の中枢にあり、全世界に半導体を供給しています。IT機器の出始めの製品から最新のテクノロジー機材まで、実物と映像によって学びました。最後には全員でVR機器の体験を行いました。この体験を通じて、科学技術に対するモティベーションが高まったようです。
最後に、台湾積體電路の持ち株会社である「世界先進」で工場見学をする予定でしたが、残念ながら会社の都合で、車窓からの見学となってしまいました。いよいよ明日は、桃園市立内内壢高級中学との学校交流です。