SSH事業の一環となる台湾研修が12月16日~19日の期間で実施されました。この研修では、台湾にある2校において、研究発表やディスカッション、共同学習を行います。
以下は、日直によるコメントです。
2年のスーパーサイエンスクラス6人、特別進学クラス10人の16人の生徒がこの研修に参加しました。
研修の出発地は中部国際空港。朝早く眠い目をこすりながら集合しました。海外旅行がはじめての人もいて、飛行機が怖いのか少しそわそわしている人もいましたが、約3時間のフライトを経て何事もなく12時すぎに桃園国際空港に到着しました。入国審査がはじめての人はどんな感じか気になる様子でした。
その後、バスで桃園から台中に移動し、日本統治時代の建築物として台中市役所や、外観を残すものの内部は別の店が入っている、宮原眼科に行きました。看板には日本語が書いてありますが、中に入ると台湾で大切にされている鹿の置物があり、日本と台湾の歴史が少し伺えました。
その他、日本の有名な建築家である伊東富雄氏の設計した、台中国家歌劇院を見学するという予定だったのですが、休館しており、中に入ることはできませんでした。国内の旅行だとありえないことでしょう。海外だからこそ、予定通りに行かないことが多いのだと思いました。台中国家歌劇院の中に入ることは出来なかったものの、曲線が多く使われた近代的な建物を外から見学することができたのは良い経験になったと思います。